デイトナ・インターナショナルは、自社開発のデジタルソリューションの外販事業を開始した。21年4月の経営体制変更を機に、「成長戦略の一つとしてデジタルビジネスの本業化を掲げてきた」(加藤利典取締役常務執行役員CDO=最高デジタル責任者)。主軸の小売事業に次ぐもう一つの収益の柱に育てる狙いだ。皮切りとして今春、店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)を促進するシリーズの外販を開始、市場開拓に本腰を入れる。
(中村維)
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21年9月にDX本部を立ち上げ、社内のデジタル推進と併走する形で、外販を念頭に置いた開発を進めてきた。まず取り組んだのが、店舗で体験価値の向上につながるソリューション。その第1弾が、昨年3月に「フリークスストア」の名古屋パルコ店に導入したインタラクティブミラー「プラスミラー」で、現在は4店に設置している。
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