トライステイトジャパン(東京)が販売する伊メンズブランド「CPカンパニー」が好調だ。17年に実施した卸販売の強化や販促の見直しなどリブランディングが実り、業績を伸ばしている。
前期(18年12月期)の大幅増収に引き続き、19年1~7月の売上高(小売りと卸の合計)は、前年同期比で約50%増となった。今秋冬以降も新たな販路に広げる予定で、さらに伸びる見通しだ。
CPカンパニーは、71年にデザイナーのマッシモ・オスティ氏が前身となるブランドを立ち上げ、78年に現在の名称に変更した。ミリタリーやスポーツウェアの意匠を取り入れたカジュアルウェアに、研究を重ねた独自技術による製品染めを施した物が多く、パイロットゴーグルのようなレンズがフードに付いたジャケット(6万~10万円)が代表的な商品。