コックスの収益改善が進んでいる。正価販売比率が向上しており、下期に向けても接客力を高めて既存店増収、粗利益拡大を追求する。
(田村光龍)
上期(3~8月)の既存店売り上げは前年同期比6.4%増となった。雑誌とのタイアップを店頭の大判タペストリーでアピールする成果が出ており、この取り組みを拡大した。「値上げではなく接客による正価販売を徹底」(三宅英木社長)し、まとめ買いを促す販促も組み合わせて客単価を8.3%高めた。正価販売比率が向上したことで粗利益率が改善、営業利益は57.3%増で、営業利益率は11.5%になった。
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