コクーンシティ 段階的な改装終える 周辺の人口増加やニーズの変化に対応

2021/12/09 06:27 更新


Medium cocooncity
ファッション関係の入れ替えも進んだ

 コクーンシティ(さいたま市、運営は片倉工業)は、21年春からの段階的な改装を終えた。270店余りのうち15%にあたる40店を刷新、周辺環境やニーズの変化に対応した。すでに販促による仕掛けも行っており、本格的な需要の回復を取り込む構えだ。

(田村光龍)

 今回の改装は15年にオープンしたコクーン2が契約更新期を迎えたことを機としたもの。今春以降、インテリア、生活雑貨や食物販などを強化するテナントの入れ替えを進めてきた。周辺でマンション開発が進み居住者が増え続けることに対応するとともに、SCに求められるものが変わり時流に見合うものにすることを目指した。

 今秋にはコクーン1、2でユナイテッドアローズ・グリーンレーベルリラクシングをはじめ、チュチュアンナグランデ、レディスのグレディブリリアンなどのファッションを導入する一方、久世福商店、チョコレートのリンツや発酵食品、フルーツサンドのテナントを入れるなど食物販を充実している。10月29日には家電などが入る別棟、コクーン3に石井スポーツ・アートスポーツ、西松屋と移転拡大となるダイソーがオープン、12月中旬にはデコホームが加わり、日常生活への対応を進める。

 コロナ下で段階的な改装オープンとなったが、顧客が訪れるたびに変わることで来店動機になったとみており、ここで店揃えが整ったことで、今後は需要の回復を取り込むことを見込んでいる。

 8月までは厳しい状況が続いたが、すでに10月はほぼ19年度同水準に売り上げが回復。11月12~21日にはいち早く10%オフの販促を仕掛けており、11月の売り上げは10%増になった。また店揃えの変化が、課題としていた土日と差のある「平日を押し上げている」(三村哲コクーンシティ支配人)という。今後は〝パークモール〟としての施設環境を生かすことも含め、足元で増える人口に対応するとともに、商圏内での掘り起こしにつながる運営に力を注ぐことにしている。


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