お茶の水女子大付属高と「クラウディ」が共同開発品販売

2019/06/21 06:27 更新


 お茶の水女子大学付属高校は、DOYA(東京、銅冶勇人代表)のエシカル(倫理的な)ブランド「クラウディ」と連携して商品を開発した。優秀作品に選ばれた生徒の企画をアフリカで量産し、東京ミッドタウンのイセタンサローネに出店しているクラウディの期間限定店で販売している。7月2日まで。

 今年1~3月の1年生の家庭総合の授業で、商品開発と基礎縫いの授業を実施した。優秀賞に選ばれた現在2年生の2人の作品は、親子エプロンとエコバッグ。クラウディの生産拠点であるガーナで生産し、6月19日から販売している。

 エプロンは大人用5800円、子供用4200円、エコバッグは4000円。協業プロジェクトについての解説を記した商品タグは、オーガニックバナナの茎から作られたフェアトレード(公正取引)のバナナペーパーを使用している。生徒の希望により、利益の10%はクラウディが設立したガーナの中学校の教科書用として贈られる。

優秀作品に選ばれた生徒の作品を商品化したエコバッグ
タグにはフェアトレードのバナナベーパーを使用した


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