都内商業施設 クリスマス企画が続々とスタート

2018/11/20 06:30 更新


 今年も商業施設でクリスマス企画が続々と始まっている。イルミネーションやツリーの設置などでクリスマス気分を盛り上げている。

 森ビルが運営する表参道ヒルズは、「都会に出現するオーロラ」をテーマに、中央吹き抜け空間にクロームメッキを施した約6000本のアイシクル(つらら)のオブジェを使った「光のカーテン」を設置した。

 加えて、中央階段には高さ約7メートルのボックス形状のクリスマスツリーを設置。20分ごとの特別演出では、音楽に合わせ、光のカーテンとツリーがオーロラのように光り、盛り上げる。7日の点灯式には俳優の桐谷美玲さんが登場した。

表参道ヒルズのイルミネーションとボックス状のクリスマスツリー

 東京ミッドタウンでは、ミッドタウンガーデンから芝生広場まで約50万個のLEDを使ったクリスマスイルミネーションを点灯している。メインの芝生広場のイルミネーションは2000平方メートルの敷地に宇宙空間をイメージした約19万個の光が広がる。約100個の光るバルーンを今年初めて設置し、12月16日まではシャボン玉とスモークも使った特別演出も実施。立体的に空間を使って表現する。

 13日の点灯式では俳優の西島秀俊さん、篠原涼子さんと稲垣来泉さんが登場した。東京ミッドタウン日比谷では開業から初めてのクリスマスイルミネーションを実施している。東京ミッドタウンのイルミネーションの世界を踏襲したツリーが日比谷ステップ広場を彩る。15分に1回の特別演出や雨の日限定の演出などが楽しめる。

 27日には映画「グリンチ」のイルミネーションを日比谷ステップ広場の階段で実施する。

東京ミッドタウンのイルミネーション
東京ミッドタウン日比谷のイルミネーション

 ギンザ・シックスは、フランス人アーティスト、ニコラ・ビュフさんのアート作品を中央吹き抜けを中心に正面エントランスやショーウインドーなど様々な場所に展示している。AR(拡張現実)技術を使い、専用のアプリでスマートフォンのカメラを作品にかざすと、絵が動き出す演出なども楽しめる。

 ニコラさんはクリスマスの中でも「ギフトを贈り合う」ことに注目、独自の物語を作り、その世界を表現した展示になっている。

ギンザ・シックスのクリスマスアート


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