中国ではIT業界、特需から急転したPCR検査装置企業もリストラを行ったが、アパレル業界も同様だ。中国工信部のデータによると22年の紡織業、アパレル業、化繊業の従業員(一定売り上げ規模以上企業対象)は、紡織業が551万人で前年比4.8%減、アパレル業233万人で7.4%減、化繊業44万人で2.3%増。紡織とアパレルの人員減が進んだ。
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一時的緊縮は響く
実店舗も大幅に減った。現地報道によると、アパレル上場企業56社合計で22年6月に2539店が純減し、38社が5810店を閉めた。中小企業や「H&M」「ギャップ」も退店しているので実数はさらに多い。
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