「カルティエ」 ベニュワールアロンジェの新作

2019/05/13 11:00 更新


ベニュワールアロンジェの新作(Vincent Wulveryck ©Cartier)

 リシュモンジャパンの「カルティエ」は、1月にスイスの国際時計見本市SIHHで見せた新作ウォッチを東京でプレスや顧客に向けて披露した。サントスドゥカルティエやパンテールドゥカルティエ、ベニュワールの新作が並んだ。

 フランス語でバスタブを指すベニュワールは、オーバル型のフォルムが特徴だ。1960年代には、オーバーサイズモデルとして両端を大きく引き伸ばした、独創的なベニュワールアロンジェもリリースされた。

 今回出されたベニュワールアロンジェの新作の中でもユニークなのが、ベゼルをクルドゥパリと呼ばれる小さなピラミッド型のモチーフでびっしりと装飾したモデル。金塊を彫刻する手法が用いられている。MMサイズ(写真、予定価格269万円)はキャリバー1917、手巻きメカニカルムーブメントを使用したマニュファクチュール。他に、XLサイズや、ベゼルをダイヤモンドで覆ったモデルもある。



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