オリジナルハンカチの制作とともに、川辺の新たなブランディングをスタートしました。これまでブランドライセンスビジネスが圧倒的に高く、オリジナルの売り上げ構成比は約5%と非常に低い。100年の歴史があるのに、会社のアイデンティティーを形成できずにいました。
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これまでも過去に何度もトライしましたが、オリジナルのブランディングは簡単なものではありませんでした。お客様にストーリーや企画背景を伝え、認知を深め、その価値をわかって頂き、ファンになってもらう。時間もかかり、我慢も必要でした。
これらを実現するには、突き詰めれば「人の心を動かす」ことにつきます。まずは、会社の文化や組織、メンバーの考え方から変える必要がありました。「人間力」を磨く必要があると考え、社員研修を自ら行うことに決め、川辺の未来作り(川辺ブランディング)をスタートしました。
商品だけ作って満足していてもなんら変わらない。創造力、感受性、対話力、信頼関係を築く力などの「人間力」を磨けば、時代が変わっても心を動かし、人を感動させ続ける商品ができると思います。
スタートしてまだ年月は浅いですが「心を動かす企業になる」のスローガンのもと、全員が感動を作れる風土にしていきたいと考えています。
(川辺社長 岡野将之)
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「私のビジネス日記帳」はファッションビジネス業界を代表する経営者・著名人に執筆いただいているコラムです。
