パルコとキャンプファイヤーは、共同運営している購入型クラウドファンディング(CF)「ブースター」で、NPO(非営利組織)法人ワールド・ビジョン・ジャパン(榊原寛理事長)による、フィリピンのサマール島に初の図書室を作るプロジェクトを実施する。12月27日まで募集する。
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サマールはフィリピンの中でも特に貧しい地域の一つで、勉強したくても続けられない子供が多いという。ワールド・ビジョン・ジャパンは「現地の子供たちの図書室が欲しいという声に応え、夢を持ってほしいという思いでプロジェクトを企画した」。本だけでなく、科学の実験や料理など、コト体験もできる図書室となる。サマール州のサンタリア市の学校に建設する予定だ。
フィリピンでは日本のアニメの人気が高いことから、東映アニメーションの人気アニメ「プリキュア」もプリキュア15周年のキャンペーンを通じて同プロジェクトに協力する。プロジェクトへの出資額にあわせて、今回限定のプリキュアグッズやポスターなどを出資者へのリターンとして揃えた。目標金額は500万円。達成した場合、プロジェクトを実行し、「20年には図書室を完成させたい」としている。