尾州のウール糸調達、求められる小口短納期対応 新たな仕組み構築も課題

2023/12/14 06:30 更新有料会員限定


 ウールテキスタイル生産のスタートとなる糸の調達。尾州産地では22~23年秋冬向けで極端な糸不足の状態に陥り、テキスタイルメーカー各社は新たな糸調達ルートの開拓に追われた。23年初めからは、前シーズンの糸不足への対策に加えて、アパレル市況の本格回復に備えようと調達量が増えた。

(浅岡達夫)

後半に急ブレーキ

 23年は年頭から糸調達が進んだ。コロナ下で落ち込んだ梳毛糸と紡毛糸の供給は今年に入ってから一気に増えた。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事