バーグドルフグッドマンが「変化球」(杉本佳子)

2017/05/16 12:01 更新


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カリスマファッションディレクター編集のインショップ


    バーグドルフグッドマンの4階に、同店の名物ファッションディレクター、リンダ・ファーゴのテーストを全面的に打ち出したインショップ「リンダズ」がオープンした。バーグドルフグッドマンは、過去にもヴィンテージの服を集めたコーナーを設置するなど、ちょっと目先を変えた試みをしてきている。

 アメリカのファッション小売業の多くは、苦しい状況にある。バーグドルフグッドマンの親会社のニーマンマーカスも例外ではない。カリスマ性やスター性のあるファッションディレクターやバイヤーの個性を大々的に打ち出したインショップには、既存の売り場とは異なる視点と存在感がある。新鮮味を出す1つの手法を示していると思う。



 インショップは、とにかくファンキーで派手!そして楽しい。全身この売り場で買った服でまとめる人はそういないだろうが、1点、2点をワードローブに加えるならまったく問題ないだろう。

 コンセプトは「ブティックとリンダのクローゼットの間」。扱いブランドはプラダ、ヴァレンティノ、フェンディ、クレージュといったヨーロッパのハイエンドのブランドからモンセやアダムリップス、ナイームカーンなどの新進ブランドまで、相当な数のブランドをミックスしている。



 現在は、トロピカルな雰囲気とアフリカテーストが入っているが、売り場は年4回変わるという。このショップで買い物した人のみがもらえる紙袋も用意されている。



 一部の商品はこのインショップ用の特注商品で、リンダ・ファーゴの顔をもじったサンダルもその1つ。



 試着室は、ファッションショーの招待状がびっしり止めつけられるなど、いかにも「らしい」感じだ。




89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッションビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダムに紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ


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