スーパーセンターを中心に運営するベイシアが、衣料品に力を入れている。ワールドと協業して10月にレディスウェア「ヨリモ」を発売した。量販店の衣料品は厳しい状況が続くが、ヨリモを皮切りに売り場を〝商店街化〟して成長軌道を取り戻す。5年後には、面積当たりの販売効率を2倍にする見込みだ。
(田村光龍)
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食品売り場に来ている幅広い層が衣料品売り場に回遊しない――量販店の衣料品に共通する課題だ。そこで「まずは引き付けなければならない」(佐藤勝役員待遇衣料事業部事業部長)として、ベイシアは衣料品売り場を変える。服種別に集積する平場タイプから、特定の層に向けた専門店型の売り場を並べる形にして、「衣料品の商店街化を目指す」。これにより、従来は素通りしていた消費者を衣料品売り場に引き込みたい考えだ。

メンズなども準備
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