ビームスが音楽フェス 全国の社員が企画・運営、店と異なる学びを促す

2022/08/24 06:30 更新有料会員限定


東京スカパラダイスオーケストラが出演した東京会場には800人を超える来場があり、動画配信は3000人近くが視聴した

 ビームスは今夏、音楽フェスティバル「ビーフェス‼」を大阪や名古屋、札幌、東京などで開催した。創業45周年の節目に「お客様と一緒に楽しめるイベントを」との思いで計画し、企画・運営に全国の店舗で働くスタッフを起用した。音楽フェスに自社の看板を掲げることでファッション以外の分野でビームスの知名度を広げることに加え、店頭に立つ若手社員が普段とは違う仕事で経験を積み、成長のきっかけを作る狙いだ。

(柏木均之)

【関連記事】ビームスが「バーチャルマーケット」に出店 アバター用衣装を初企画

全国から80人

 8月10日、ビーフェスの東京会場であるゼップ羽田周辺に、開場の数時間前から人が集まり始めた。会場に隣接する広場にフードトラックが並び停車し、日差しを遮るテントが張られた。羽田空港を一望できる、足湯を備えたスカイデッキでは、アコースティックライブも行われた。「本公演までの時間も来場客に楽しんでもらう」。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事