ビームスが「バーチャルマーケット」に出店 アバター用衣装を初企画

2022/08/12 11:00 更新


バーチャルマーケット内のビームスのバーチャルショップ(開発中)

 ビームスは、8月13~28日にVR(仮想現実)空間で開かれるイベント「バーチャルマーケット2022サマー」に出店し、D2A(ダイレクト・トゥー・アバター)商品としてアバター用衣装を初めて企画販売する。

(山村麻衣子)

 ロゴ入りTシャツやワンピース、パンツとスニーカーのセットなどの7商品を企画した。いずれも、ビームスのオリジナルアパレル商品を3Dモデルにした。人気アバターに着せて店内に展示するほか、ユーザーのアバターが試着することもできる。

 ショップの2階では、ELAIZA(池田エライザ)のアバターによるバーチャルライブに常時参加できる。ショップ1階には、TVアニメ「ユーレイデコ」と協業したコーナーを設置し、ユーザー参加型の企画を行う。協業Tシャツを3種企画して3Dモデルを展示し、8月13日から、ユーザー向けに自社ECで受注販売する。

 8月20日には初のショップイベントを開く。アバターを、現実世界に近いファッションスタイルにして楽しむユーザーが集まる「リアルクローズラリー」を店内で開き、ユーザーの情報交換やアバターのファッションスナップ企画などを行う。

 このほか、バーチャルマーケットと協業し、VRゴーグルとコントローラーを収納するバッグ(税込み6380円)を8月13日から自社ECで販売する。

 バーチャルマーケットは、HIKKY(ヒッキー、東京・渋谷)が手掛けるイベントで、出店は4回目。バーチャルマーケット内の会場「パラリアル大阪」に出店する。期間中、関西のショップスタッフら約50人の社員が、交代でバーチャル接客する。

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