ビームス、農林水産省と組み食のカルチャー伝える 野菜の即売所やウェア販売

2022/01/27 06:26 更新


ビームスジャパンの店内に野菜の即売所を設ける

 ビームスは、農林水産省との協業プロジェクト「たがやすビームスジャパン ~食のカルチャーとスタイルを伝える~」を1月26日にスタートした。日本の文化や産業の魅力を発信する業態の「ビームスジャパン」で農家から直接野菜を買える即売所を開催するほか、農作業にも普段の着用にも使えるカジュアルウェアなどを販売する。

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 農林水産省が進める食料自給率や食育など「食」や農業に関する課題について行政と民間が一緒に考え、行動する国民運動「ニッポンフードシフト」の一環で行うもので、ビームスジャパンが生活者が農業や食について考えるきっかけを提示する。オリジナルレーベル「SSZ」のディレクターで家業の農園も運営する加藤忠幸さんが中心となって同プロジェクトをディレクションする。

 2月28日までの期間中、新宿のビームスジャパンで野菜の即売所を不定期で開催する。農林水産省とビームスジャパンの協業商品としてコーチジャケット(税込み2万4200円)、パンツ(2万2000円)、ベスト(1万3200円)、手甲(6600円)も販売する。店頭で3300円以上買い物をすると家庭で野菜作りを体験できるキットをプレゼントするイベントを新宿のほか渋谷、京都のビームスジャパンでも実施する。

 ビームスジャパンのSNSのフォロワーは20万人強いて、半数が20~30代。農林水産省はビームスと組むことで、農業について知る機会の少ない若い世代が日本の農業の現状について考えるきっかけを作ることを目指す。

イベント開催に際して武部新農林水産副大臣(左)、加藤忠幸ディレクター(中)、設楽洋ビームス社長(右)がビームスジャパンに登場した


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