ビームス 焼酎3社と今年も協業 くっきー!さんのイラストでアピール

2020/12/02 06:27 更新


 ビームスは醸造会社3社と協業し、本格焼酎の楽しみ方を幅広い世代に提案する「焼酎のススメ。2020」を12月1日からスタートした。昨年に次ぐ2回目で、今回はお笑い芸人でアーティストのくっきー!さんが協業企画のメインビジュアルを制作した。米、麦、芋の3種類の焼酎にくっきー!さんのイラストが入ったカップ焼酎やTシャツなどを販売する。

 日本のカルチャーを発信するビームスジャパンによる協業で、高橋酒造、三和酒類、薩摩酒造の3社が「白岳」「いいちこ」「白波」をそれぞれPRする。メーカー同士が共通のキャンペーンで販促するのは珍しい。

 くっきー!さんが描いたのは、それぞれの焼酎の原料である米、麦、芋を人間の顔に見立てて表現したイラスト。醸造会社3社は幅広い世代から芸人としてもアーティストとしても認知の高いくっきー!さんのイラストをカップにあしらうことで、幅広い世代が各社の商品を楽しんでくれればと期待する。

 カップ焼酎3種(300円=本体)のほか、イラスト入りロングTシャツ(5000~5500円)、キャップ(4500円)、トートバッグ(1500円)などを企画した。新宿、渋谷、京都のビームスジャパンの店舗と焼酎3種の地元である熊本、大分、鹿児島のビームスの店舗とオンラインストアで販売する。

 ビームスの設楽洋社長は「我々のプロデュースで、歴史ある醸造会社には少し距離のあるくっきー!さんのような人材と組み、市場への新たなアプローチができるきっかけを作ることができたと思う。今後も様々な企業に突き抜けたアイデアを提供していきたい」と話した。

インパクトのあるイラストで焼酎の魅力をアピールする


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