ベイクルーズ杉村CEO 「好きなことで頑張れる会社に」

2019/10/15 06:28 更新有料会員限定


【パーソン】ベイクルーズ代表取締役CEO 杉村茂さん 好きなことで頑張れる会社に

 創業から40年を迎えた前期(19年8月期)が増収増益の見通し。14年のトップ就任以来「地道な努力の積み重ね」で収益体質を強化してきた。前期はテレビCMなどのブランド認知を広げる取り組みに加え、初の野外フェスティバル開催や、社内ロープレ大会など、インナーブランディングとしてのイベントも相次ぎ実施した。

 今後は「物販以外でも影響力を持つ企業を目指し、社員がやりがいを感じ、誇りを持てる会社になりたい」という。

【関連記事】ベイクルーズが初の野外イベント 〝衣食住美〟訴求しファン増やす

◆高い目標でも今なら狙える

 ――19年8月期業績の見通しは。

 売上高は前期比10.5%増、営業利益段階でも大幅な増益となる見込みです。ウィメンズで「ドゥーズィエムクラス」「イエナ」「スピック&スパン」など主力業態に加え、「プラージュ」「アパルトモン」「ノーブル」など中堅規模まで増収増益。総じて顧客のブランドロイヤルティーが高い業態が好調でした。

 収益性の改善は主力のウィメンズの売り上げが伸びたことに加え、プロパー消化率の向上に取り組んできた成果も大きい。毎週、役員会で店頭の状況を見て、期中の追加の判断を行い、在庫が過多なときは早急に手を打つなど、きめ細かく対応した結果、期末在庫も前期より13、14%減る見通しです。

 ――市場の変化をどう見る。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定パーソン



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事