ヒロタ、リカバリーウェア「メディカルエイト」立ち上げ 高橋尚子さんを起用

2026/08/10 06:27 更新NEW!


来年3月末に夏物として出す上下セット

 ヒロタは8月、リカバリーウェアの新ブランド「メディカルエイト」(商標登録申請中)を立ち上げた。一般医療機器の家庭用遠赤外線血行促進用衣(血行促進用衣)として届け出たリカバリーウェアで、イメージキャラクターにシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんを起用し、売り上げの拡大を図る。

 25年秋、縁があって血行促進用衣の届け出について協力会社とパートナーシップを構築。単独では難しかった商品開発と届け出を昨年11月から協力して進め、今年1月の自社東京展で初披露したところ、好評だった。

 メディカルエイトはメンズ、レディスを用意し、8月から長袖の上下セットを販売する。素材はポリエステル95%・ポリウレタン5%。ポリエステル糸に8種類の鉱石を練り込み、遠赤外線の輻射(ふくしゃ)による血行促進を特徴とする。

 初回商品はストレッチ性のあるミニ裏毛素材を採用。着やすく、肌離れが良いのが特徴で、真夏を除くオールシーズンでの着用を想定する。9月に裏起毛素材の商品も投入する予定。さらに27年3月末には夏物として、半袖Tシャツとハーフパンツを発売する。ポリエステル100%で、編み構造による伸縮性に加え、吸水速乾性を持たせ、軽くさらっとした着用感と血行促進機能を両立する。

 上下セットで税抜き1万円前後を予定する。30~60代を中心に、特に40~50代の働き盛りの層を主なターゲットとする。さらに部活動に励む学生などの取り込みも視野に入れる。

 高橋尚子さんは岐阜県出身。地元岐阜とのつながりに加えて、健康的でクリーンなイメージもあり起用を決めた。展示会でも高橋さんを起用したことへの反応が良く、新規取引先の開拓にもつながっているという。

 販路はGMS(総合小売業)、EC、アウトレット、ワーク専門店など多岐にわたる。今後はドラッグストアや病院内のショップ、官公庁関連施設などへの販路開拓も進める。リカバリーウェアを切り口に、従来とは異なる新たな販売先の獲得を目指す。

 7月に開催した東京展では、GMSに加えて新規取引先からも好反応を得た。今後も自社展を通じて提案を強化する。商品パッケージには血流をイメージしたデザインを採用し、ギフト需要も取り込む考え。

 8月の立ち上げ時点で秋冬向け約3万セットの受注を確保しており、年間10万セットの販売を目指す。初年度の売上高は卸価格で約2億5000万円を計画。28年2月期には5億円規模への成長を目指す。



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