バロックジャパンリミテッド、中国子会社など譲渡 ベルとの資本関係は維持

2025/04/14 18:20 更新


 バロックジャパンリミテッドは、中国の合弁2企業の全株式をベル・インターナショナルホールディングスの特別目的会社(SPC)に譲渡する。譲渡価額は非公開。ベルとのブランドライセンス契約は継続し、バロックとベルとの資本関係も維持する。

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 バロックは13年に、中国での卸売事業を手掛けるバロックチャイナを連結子会社として、小売事業のバロックチャイナアパレルを持分法適用関連会社として設立。一時は「マウジー」や「スライ」で300店超を展開するなど、バロックの中国事業拡大を担ってきたが、近年は景気減速に伴う個人消費の低迷で業績が悪化。25年2月期では、中国小売会社における不採算店舗のスクラップと商品評価損が影響し、持分法による投資損失24億3600万円を計上していた。

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