アシックス インド、インドネシア、中東を重視 3地域で今期30%増収へ

2023/06/07 17:30 更新有料会員限定


 アシックスは中期経営計画で重点戦略とする成長市場での拡大に向けて、インド、インドネシア、中東を特に重視して取り組む新興国・地域に掲げる。3地域合計の売上高では23年度(23年12月期)127億円(前期比30%増)を計画している。6月6日の第8回インベストメントデイで、廣田康人社長CEO(最高経営責任者)兼COO(最高執行責任者)は「インドを含む東南・南アジアでの伸びが著しく、今後当社の成長ドライバーとなることが期待される」と強調した。

(小田茂)

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 新興国市場では今後も高い経済成長率が見込まれ、中間層や富裕層も拡大し、大きな消費需要が期待できる。人々の健康意識も高まり、国際的なスポーツ大会が開かれ、マラソン大会への参加人口も増加するなどスポーツシューズは強い成長性を見せている。

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