海外事業を強化するスポーツメーカー 発展するアジア市場に注目

2023/06/06 08:00 更新有料会員限定


ミズノは世界的ランニングコミュニティー「ミッドナイトランナーズ」と契約した

 スポーツメーカーは海外事業を強化している。国内もコロナ禍から本格的にスポーツ需要が回復してきたが、22年度は円安による押し上げ効果もあり、海外事業の伸びが目立った。特に注目するのがアジア。人口が増加して経済発展が見込まれ、所得水準が上がり、スポーツがより盛んになると予想される。日本は少子化と人口減で市場拡大が難しいため、まだ低い欧米市場での比率を高めつつ、アジアでのさらなる成長に期待が高まっている。

(小田茂)

 ミズノは、25年度までの中期計画で売上高の海外比率を40%に高める。海外比率は21年度の33.9%から22年度は38%に上昇した。しかし、「まだ海外比率が低く、伸び代がある」と見る。最も伸ばす地域はアジア・オセアニアの想定。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事