総合アパレル4月商況 初夏物好調、ブラウスやイージーパンツなど動く

2024/05/13 17:30 更新会員限定


 総合アパレルメーカーの4月の商況(速報値)は、気温の上昇で春夏商戦が本格化、3月の不振から一転し売り上げは堅調だった。全社売上高の伸び率は、オンワードホールディングス(HD)が8.6%増(既存店8.6%増)、ワールド4.7%増(3.4%増)、TSIHD1.9%増(2.6%増)、三陽商会が2%減(非公開)となった。

 オンワードHDは、前半にライトアウターなど春物が、後半は気温の上昇でニットトップなどの初夏物が動いた。広告宣伝の強化を通じ、自社ECサイト「オンワード・クローゼット」の利用が拡大、セール商品の売り上げを伸ばした。

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