「アンリアレイジ」 オープン前の渋谷パルコをジャック

2019/11/25 06:26 更新


 「アンリアレイジ」は渋谷パルコのオープンを記念して、グランドオープン前夜の21日に渋谷パルコをジャックして、館内で無観客ファッションショーをした。ショー当日は、渋谷パルコ10階ガーデンステージでパブリックビューイングを行った。

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 アンリアレイジ20年春夏メンズコレクションと題したショーは、新しい渋谷、新しいパルコにおいて、アンリアレイジが考える「新しさ」を表現した。

 テーマは「AGE」。時代と時代をつなぐ特別なコレクションで、アンリアレイジがコレクションで発表してきた服の、その後の姿を描いたもの。人の手に渡り、日常の中で生きてきたアンリアレイジの服を主役にして、これまで発表したアンリアレイジの古着を顧客から回収し、1シーズンのテーマを超えて、様々なシーズンテーマをパッチワークのようにつないだ。

 例えば05年春夏のシャツの上に20年春夏のベスト、その上には07年秋冬のニットダウンを羽織り、ボトムは04年秋冬のリメイクされたパンツというように、時代をまたぐスタイリングを見せた。それらのルックから一部を新店舗で復刻販売する。「渋谷に新しいパルコができ、新しいファッションの時代が始まるタイミングで、あの時代を再びまとう。新しい服を作らないことにも、新しさはあります」とアンリアレイジ。

アンリアレイジ


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