スポーツ専門店のアルペン(名古屋市)は今期(25年6月期)、売上高2680億円(前期比6%増)、営業利益63億円(89.2%増)を目指す。前期は過去最高売上高となる一方、大幅な減益となったため、収益性の改善を急ぐ。新たな中期経営計画の初年度となるため「計画に基づく方針を着実に形にしていきたい」(水野敦之社長)考えだ。
(小田茂)
【関連記事】大谷効果はMVP級 アルペン、11月の野球ファングッズ売り上げが前年同月比9倍
今期は第1四半期(7~9月)で売上高623億6200万円(前年同期比5.6%増)、営業利益7億9400万円(前年同期は6億4400万円の赤字)と回復。既存店売上高では主力の競技・一般スポーツ用品、スポーツライフスタイル用品が前年実績を上回ったほか、前期まで減収傾向にあったゴルフ用品やアウトドア用品も前年をクリアした。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!