イオンリテールが今年もブラックフライデー

2017/11/01 11:00 更新


福助との協業商品も用意

 イオンリテールは、「ブラックフライデー」セールを24~26日に実施する。昨年に続く2回目。米国の催事、ブラックフライデーの日本での定着を目指すとともに、今回は祝日の23日の「フライング」セール、10~17日のECの「サイバーe」セールを組み合わせ、「消費指数の低い11月を盛り上げたい」(栢野博子広報部長)として、クリスマスなど12月商戦につなげる。16年のブラックフライデーは3日間の期間中の売り上げを前年同期比で20%押し上げたという。今年は実質4日間になるため、25%増を見込んでいる。

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 要望の強かった食料品分野での取り組みを広げるとともに、衣料品でもメンズスーツ半額など人気の割引を継続する。さらに、レディスのファー付きダウンコート7000円、福助と協業した靴下5足セット960円など前年の実績を踏まえた開発商品も準備している。セール終了後には新商品を投入して12月商戦に臨む。

 サイバーeセールは、中国で「独身の日」と呼ばれる11月11日にECが盛り上がるタイミングをにらんで仕掛けるもので、グループ15社24サイトで一斉に実施する。イオンリテールの11月のEC売り上げを2倍に引き上げるとともに、「ロイヤルユーザーを開拓したい」とする。コート、スーツ、ワイシャツ、ネクタイ4点セットで1万1111円などの特価商品やポイントの優遇などを準備している。




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