イオンモールは24年度、国内の既存施設で「ポストコロナ時代を戦う環境を整えることに投資する」(岩村康次社長)。すでに有力施設の増床を決めているが、それにとどまらず施設環境整備に力点を置いた改装を実施、集客力を高める。
(田村光龍)
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同社は24年、春にイオンレイクタウン(埼玉県越谷市)のレイクタウンアウトレットとイオンモール太田(群馬県太田市)を、秋にイオンモール橿原(奈良県橿原市)を増床する。いずれも有力施設に新たな魅力を付加、客層や商圏の拡大を目指す。
一方でSCに買い物だけでなく過ごす場としての機能が求められることが強まっていることを受けて、快適さを追求した施設環境整備を実施する。開業から時間が経ったところが中心になるが、場合によっては「テナントは変わらないリニューアル」も行うという。
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