イオンモール、東京・八王子に新複合施設を開発 25年春に商業ゾーン 26年にネットスーパー拠点

2021/12/24 06:28 更新


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商業ゾーンは別棟タイプになる予定

 イオンモールは東京・八王子で新たな複合施設の開発を行う。イオングループで拡大を目指すネットスーパー事業と組み合わせるもので、「新しい生活基盤を提供する」(岩村康次社長)構えだ。仮称を「八王子インターチェンジ北」としており、開業時にはイオンモールと異なる施設名にする意向で、25年春、26年と2期にわたり開業する。

(田村光龍)

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 立地は八王子駅から北に3キロ、中央自動車道八王子インターに近く、国道16号に近接するなど交通の要衝にある。10万2000平方メートルの敷地を開発するもので、二つのゾーンに分ける。一方は英オカドと連携してイオンネクスト準備が開発しているネットスーパーの物流拠点とする。多摩地域、東京23区に向けて配送するとともに、リアルで購入することができるオンラインとオフラインが融合した次世代スーパーとして運営する。

 もう一方は、別棟型のオープンモールの商業ゾーンとする。複合映画館や障害者に対応したスポーツ施設を備えるとともに、物販にとどまらないスポーツなど「深掘りした」業種、業態などが入るという。新滝山街道を挟む道の駅「八王子滝山」との連携も見込んでいる。

 これらを含めて高齢化、労働者不足、買い物難民、子育て支援、災害対策といった地域の課題に応えるとともに、コミュニティーを形成するあり方を目指す。同社は商圏内にイオンモール多摩平の森、イオンモール日の出、八王子オーパを運営している。また、八王子駅周辺には商業集積があり、周辺にはロードサイド型の開発が進んでいるが、「競合施設になると思っていない」新たな業態にする。

 同社はすでにオフィス複合のイオンモール名古屋ノリタケガーデンを開業しており、今回はネットスーパーの拠点などと組み合わせ、イオンモールの名称は使わない施設として多様な開発を進める構えを鮮明にした。地域のニーズに応える中で、「単にモールだけを作ろうとは思っていない」として、今後も多様な機能を盛り込んだ施設を開発する意向だ。

 周辺は八王子市が、中心部の北側の新たな拠点として整備を進めてきたエリア。「あとはイオンを待つだけだった」(石森孝志八王子市長)。イオンモールは13年に開発をスタート、その後の計画変更を経ながらようやく具体化した。23年春という着工に向けて計画を詰め、25年春に商業ゾーン、26年にネットスーパーの拠点が開業する予定で、新たな複合施設で地域の課題と期待に応える。


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