イオンのベトナム事業が第2ステージ グループ連携、独自経済圏構築へ

2022/06/24 06:30 更新有料会員限定


ベトナム人の好みやニーズに合わせて商品、売り方を変え続け、需要創造企業を目指す

 イオンベトナムが事業を始めたのが11年。それが第2ステージに入る。イオンベトナムやイオンモールベトナムなどイオングループ8社が連携し、「ベトナムでイオン経済圏を作る」(古澤康之イオンベトナム社長)構想だ。出店の加速のほか、ポイントカードやデジタル技術の活用、独自商品による差別化戦略が鍵になる。

(高田淳史)

 ポイントカードなどにより顧客IDを共通化して情報を共有し、ポイントなどを切り口に囲い込み策を進める。リアルとECで顧客データを共有し、購買データを収集・分析して商品開発にデジタル技術を活用する。レコメンド機能でお薦め商品を紹介するなど商品の企画・販売にひもづける。

多業態出店を加速

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