リユースのセカンドストリート 業界トップを走るには店舗増は必須

2024/03/29 08:00 更新会員限定


総合リユース型のつつじヶ丘店

 ゲオホールディングスの子会社、セカンドストリート(名古屋市、一戸綱樹社長)は、リユースショップ「セカンドストリート」の出店を増やしている。24年3月期は新規で約40店出した。拠点を広げ、売り上げだけでなく、買い取り数を増やす狙いもある。海外事業は、米国や台湾などで先行しているが、今後はタイでの出店を急ぐ。中長期的に国内外で1100~1200店を構想する。

(高塩夏彦)

 国内店舗はロードサイドの大型店が多い「総合リユース型」と「古着特化型」の2軸で、832店ある(23年12月末時点)。「未出店地域は少なくなってきたが、リユース業界のトップを走るには店舗増は必須」と一戸社長。特に、買い取り件数の増加が期待できる学生街や新興住宅地などへの出店を強化する。

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