23年春夏ミラノ・メンズコレクション ほぼリアル形式で開催へ

2022/05/20 06:27 更新


「ミラノ・ファッションウィーク」の公式ポスター

 【ミラノ=高橋恵通信員】6月17~21日に伊ミラノで開催される23年春夏向けメンズコレクション「ミラノ・ファッションウィーク」(主催は伊ファッション評議会)は、ほぼリアル形式で開催されることになった。ショー25、展示会27、イベント9の計61がリアル開催。最終日の21日に5ブランドのデジタル発表が行われる。

 「モスキーノ」「ヴェルサーチェ」「マルセロ・ブルロン・カウンティ・オブ・ミラノ」「プレイン・スポーツ」「ビリオネアー」がリアルショースケジュールに、「グッチ」「コルネリアーニ」「パルジレリ」がリアル展示会スケジュールに復活する。

 今年1月にデジタル形式で参加した「JWアンダーソン」は、リアルショーで初参加する。このほか、ベルリンのDJマックス・コボジルがデザインする「44レーベル・グループ」、中国の「ジョエワン」、伊の「ファミリー・ファースト」「シモン・クラッカー」、インドの「ドゥルヴ・カプール」もショーデビューする。

 「ゼニア」はリアルショー日程の最終日となる20日に、ゼニアが森林再生プロジェクトを手掛ける北イタリアピエモンテ州の自然公園オアジ・ゼニアで大規模なショーを開催する。

 今回のコレクションは、公式デジタルプラットフォームで配信され、リアルとデジタルの2本立てとなる。同プラットフォームには、バーチャルショールームのセクションが新設され、各ブランドの直営ショールーム、マルチブランドショールームが、同ファッションウィーク終了後も引き続きセールスキャンペーンを実施する。



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