レディス市場の20年春夏は、コロナ禍による外出自粛のおうち時間やリモートワークを充実させるアイテムが売れた。店舗が再開してからは夏物が売れ始めた。
リラックスしたムードのものに人気が集まり、マスクをしてもおしゃれに見えるかどうかもポイントになった。
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1~2月
明るい春色のアイテムが売れた。1月の寒い時期にはアウター類も実需で動いた。それまでのブラウンやベージュの流れから、ピンクやミント、イエローの動きがアイテム問わず目立った。
プリーツスカートはオンオフどちらでも着られて、スタイリングの幅が広いため、世代を問わず人気。変化を付けたマジョリカプリーツも目立った。段ボールニットパーカは柔らかい着心地とつるっとした表面が新しく、カジュアルながらきれいめな印象で幅広い層に売れた。