20~21年秋冬パリ・コレクション レディーライクなアイテム充実

2020/03/04 06:30 更新


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 【パリ=小笠原拓郎、青木規子】20~21年秋冬パリ・コレクションは、レディーライクなアイテムが充実している。特にブラウスのバリエーションが多く、ボウブラウスをはじめフリルブラウス、ビクトリアンブラウス、襟の大きなブラウスなどが揃う。スカートは膝下丈が中心で、プリーツやフリンジなど動きが感じられるデザインが特徴。アウターはテーラードジャケットやウエストをシェイプした薄手のウールコートが広がっている。

(写真=大原広和)

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 ヴァレンティノは弦楽奏者による生演奏をバックにダークカラーを軸にしたエレガンスを見せた。ラップコート、ベアバックドレス、スクエアショルダードレス、ボマージャケット、レザーのビュスティエドレス。圧倒的な黒のスタイルが次々と現れる。レザーの立体的な花の表現がドレスを彩り、ダブルフェイスカシミヤのケープが優しく体を包み込む。マスキュリンとフェミニンの間での新しい美しさを感じさせるアイテムも多い。レザーのペプラムジャケットはオーガンディのインナーと対比を見せ、マスキュリンなパンツとコートがシンプルなストレートラインを強調する。足元はごついブーツで固めている。

ヴァレンティノ

 黒の表現だけでも、その引き出しの多さに圧倒されるが、そこから次第に色を帯びてくる。赤、ベージュ、グリーン、ネイビー、ボルドー。ジョーゼットが風をはらむケープディテールのドレス、赤いオーガンディにラッフルが揺れるドレス、キャメルのコートには立体的なフラワー刺繍がのせられる。メンズコレクションと共通するのはコートに一輪の大きな花をプリントしたもの。重厚なヘリンボーンコートには細かなビーズ刺繍を重ねた。重厚なツイードタッチから繊細なチュール、オーガンディまで、幅広い素材とテクニックをふんだんに取り入れて、クチュールメゾンの実力を見せつけた。

ヴァレンティノ
ヴァレンティノ

 ジバンシィのショー会場は夜のロンシャン競馬場。暗闇の中、赤いライトが浮かび上がる空間で新作を披露した。それは、力強い女性のボディーに見え隠れするセンシュアルでミステリアスな魅力。スポットライトが照らされ、ギャザースリーブやパゴダスリーブのコートが次々と登場する。タートルニットのドレスにはロングレザーグローブを合わせてきりりと見せる。ケープのように柔らかく肩を包み込むコート、シャーリングブラウスと細いプリーツのシフトドレスはシルククレープの柔らかなタッチで描く。縦にファーを切り替えたドレス、プリーツからブロックを切り替えたドレス、ダブルフェイスの柔らかなタッチのコートが次々と登場する。後半はフェザー刺繍で描くストライプ柄のチュニックやストリングス刺繍のドレス。襟からバックに垂らした長いスカーフがアクセント。

ジバンシィ

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