今日は相槌を応用して、会話を作っていきます。その前に、お客様を3つのタイプに分けておきます。タイプ分けは大まかで大丈夫ですが、頭の片隅に置いて相槌や会話をすれば、“この販売員さんとはフィーリングが合うな♪”となるかもしれません。
(出典:リテールコミュニケーションサービス「レックスタッチ」)
あのお客様はどのタイプ?
視覚タイプ
着こなしにトレンド感のあるお客で、自分に似合うものをよく分かっている。商品を選ぶのが早い。
感覚タイプ
トレンド感よりも上品でコンサバティブな雰囲気のお客。店全体をゆっくり見て回る傾向がある。
聴覚タイプ
正確な情報を欲しがるお客。商品のブランドや素材、生産地に関心がある。
タイプ別!相槌と会話の実例集
例1. お客「もうすぐクリスマスですね」
視覚タイプには…「そうですね。イルミネーションが灯って 街が華やかですね」
感覚タイプには…「そうですね。街行く人たちがプレゼントを探して楽しげな表情で、こちらまでワクワクしてきます」
聴覚タイプには…「そうですね。どこを歩いていてもクリスマスソングが聞こえてきますね」
例2. お客「寒いですね!」
視覚タイプには…「そうですね。身が引き締まって、背筋が伸びますよね」
感覚タイプには…「そうですね。朝などベッドから出たくないですよね」
聴覚タイプには…「そうですね。今朝は、今年1番の冷え込みで氷点下だってニュースで言ってました」
まとめ
視覚タイプには、目に見えるイメージが浮かぶようなフレーズを返します。できれば、顔があがるような表現がいいですね。1番使いやすいのは、「空」です。季節それぞれの空を表すフレーズを持っていると重宝します。
感覚タイプには、気持ちで共感するようなフレーズを返します。相手が、思わず頷いてしまうような言葉です。光景が浮かぶフレーズなら視覚タイプ対応としても使えます。
聴覚タイプには、音や情報を返します。情報については数字、情報元などを添えます。
いかがでしたか?日々の会話を楽しむ中で、意識してトレーニングすることをお勧めします。まずは、タイプを分けることから始めてみましょう。