素材・製造・商社

《25~26年秋冬欧州素材見本市から㊥》商況好転へ準備着々

2024/07/23

 欧州生地メーカーは、流通在庫のだぶつきなどで昨年後半から低調な状況が続いているが、今下期からは在庫が解消し好転するとの見通しが多い。イブニングドレスやブライダル向けを得意とする企業の中には、現状でも悪くないと話す...

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環境技術スタートアップの豪サムサラ・エコ ルルレモンなどから108億円を資金調達

2024/07/23

 オーストラリアの環境技術スタートアップ、サムサラ・エコは、ルルレモンや日立ベンチャーズなどから1億豪ドル(約108億円)を資金調達した。酵素を使った同社の繊維・プラスチックリサイクル技術の量産化へ向け、数年以内に...



ニッケ、安定供給へ設備強化 学生服の多様化に対応

2024/07/19

 ニッケは学生服向け素材の安定供給を続けるため、設備投資を強化している。国内の繊維産地では各種コスト高や人手不足、後継者難といった課題が重くのしかかり、サプライチェーンが揺らいでいる。学生服では、モデルチェンジ(M...



ボタンメーカーのアイリス 拓殖大と産学連携

2024/07/19

 ボタンメーカーのアイリスは、拓殖大学商学部潜道ゼミと、産学連携プロジェクトを実施した。SDGs(持続可能な開発目標)の推進と次世代人材の育成を支援することを狙った。 ゼミ所属学生を対象に「アイリスの事業とSDGs...



スパイバーが伊サプライヤー3社と提携 高級市場に糸・生地を販売

2024/07/19

 スパイバーは新たに、イタリアの糸・生地サプライヤー3社とサプライチェーンパートナーシップを提携し、24年秋冬から販売開始する。人工たんぱく質「ブリュード・プロテイン」(BP)繊維を使ったグローバルな素材開発や拡販...



帝人フロンティアと伊セーブ・ザ・ダックの合弁会社 日本市場に通年で力

2024/07/18

 帝人フロンティアが伊セーブ・ザ・ダックと合弁で設立したセーブ・ザ・ダックジャパン(東京、治田兼一社長)は、サステイナブルを切り口にしたアウターウェア「セーブ・ザ・ダック」を日本市場で強化し、春夏アイテムを含む通年...



小松マテーレ 従業員のユニフォームを一新

2024/07/18

 魅力的な工場の発信を――小松マテーレは夏用のユニフォームを一新した。Tシャツとポロシャツがあり、帯電防止や吸汗速乾といった機能を加えた。「一体感を持ってもらい、(誰に)見られてもいいような物作りの現場にしたい」(...



繊維企業支援プラットフォームが発足 産地、研究機関などが連携

2024/07/18

 繊維の中堅・中核企業を支援するプラットフォームが発足した。経済産業省の補助金を受け、信州大学、京都工芸繊維大学、石川県繊維協会、福井県繊維協会などが連携支援機関となって、地域をけん引する企業を支援する。(中村恵生...



ミラノウニカの日本パビリオン、高品質をアピール 円安を追い風に手応え

2024/07/17

 7月11日に閉幕した国際素材見本市ミラノウニカ(MU)。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)とジェトロ(日本貿易振興機構)が主催する日本パビリオン「ジャパン・オブザーバトリー」(JOB)は過去最大...



サンテイ、独自製品のODMに力 自社ブランドも拡販

2024/07/12

 縫製業のサンテイ(岐阜県関市、常川雅通社長)は今期(25年3月期)、製品ODM(相手先ブランドによる設計・生産)提案と圧着無縫製技術を活用した自社ブランド「テクラー」の拡大に力を入れる。(森田雄也) 製品ODMは...