《素材メーカー、商社の決算分析④》紡績㊦ 繊維事業の苦戦目立つ
2024/05/24
紡績の24年3月期決算は、繊維事業の苦戦が目立った。12月期決算の日清紡ホールディングス(HD)を除く6社のうち5社が減収。損益は1社のみ増益で、2社が減益、3社が赤字となった。主戦場の国内アパレル市場は、コロナ...
2024/05/24
紡績の24年3月期決算は、繊維事業の苦戦が目立った。12月期決算の日清紡ホールディングス(HD)を除く6社のうち5社が減収。損益は1社のみ増益で、2社が減益、3社が赤字となった。主戦場の国内アパレル市場は、コロナ...
伊藤忠ファッションシステム(ifs)は、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を手掛けるタクティックゲームズ(英国)と、モルックのアパレル、服飾雑貨カテゴリーなどに関するマスターライセンス契約を締結し、日本国内に...
スタートアップのエランゲ(東京、関幸太郎代表)は2年前から日本で廃漁網回収に乗り出し、今冬からリサイクル原料の出荷が始まる。出だしは手探りだったが、関代表の熱意が伝わり米企業の支援を受けられたことで大きく前進。日...
紡績の24年3月期決算は3社が増収、営業増益となった。繊維事業はおおむね低調に推移したが、半導体関連など各社が重点分野と位置付ける主力事業は堅調で、収益を伸ばした。全般的に製造コストの上昇が損益を圧迫したが、価格...
小松マテーレはスポーツ、ユニフォーム、ファッションなど分野横断のアクティブ素材展を東京で開いた。各ジャンルの境界がなくなっていることも背景に、得意とする機能素材群を訴求した。改質ポリエステル「マーバス」を刷新した...
朝日ファスナー(三重県名張市)は、ビンテージファスナーの復刻ブランド「ウォルデス」の好調が続いている。一方で安定供給のため、福井県に専用の織機を揃えて生産体制を増強した。中国ではインターテキスタイル上海への出展を...
京都プリント染色協同組合は、産地の整理加工場の協力を得て23年度の加工生産数量を調査、発表した。プリント(服地)は34万5873反、前年度比8.1%減となり昨年度に続き前年を下回った。無地、資材なども合わせた全体...
合繊メーカー各社の今期の連結決算の見通しは、全社ベースで増収増益基調だ。営業利益は旭化成、東レ、東洋紡、クラレがいずれも2ケタ増益で、ユニチカも大幅な改善で黒字化を計画する。【関連記事】《素材メーカー、商社の決算...
4月1日付で、瀬田工場長に就いた近池知子さん。東レが国内に構える13の工場で初の女性工場長だ。「現状を認めた上で、工場のいいところは伸ばし、遅れを取り戻す」と抱負を語る。(藤浦修一)【関連記事】東レの繊維事業 今...
伊藤忠商事は、韓国のファッションテック・ベンチャー、カバーサムワンと独占的な販売パートナーシップに関するMOU(了解覚書)を締結した。【関連記事】伊藤忠、三井不動産、三菱地所など5社 「物流の2024年問題」対応...