会員限定

《天然繊維市場のゆくえ㊤》綿花 生産は上方修正も消費が伸び悩む

2025/07/22

 衣料品にとって主要な繊維原料である綿花や羊毛。いずれも相場があり、世界の需給に応じて変動する。昨今は最大の消費国である中国市場の不振で需要は低調に推移している。米国の関税措置が世界経済やサプライチェーンに与える影...

もっとみる


岐阜の物作り集団ファンズユニット、障害者をクリエイターに NAPSと組み活動支援

2025/07/22

 岐阜を拠点に縫製や後加工、検品、物流を行う物作り集団、ファンズユニット(中原健社長)とNAPS(中原健代表)は、障害者の才能を生かしたクリエイター集団へ育成し収入を得ようとしている就労継続支援B型事業所「アフター...



ファッションジュエリー春夏商戦結果 客数減も高単価アイテムが堅調

2025/07/18

 ファッションジュエリーブランドの春夏商況は、客単価が伸びる一方、インバウンドの減退などによる客数減の傾向が続いた。物価高による消費マインドの落ち込みも響いている。ただ、良い物志向で高単価アイテムが比較的堅調なほか...



池西美知子さんに聞く、人を驚かせるテキスタイルの作り方 「ユニークな素材を大胆に作ってほしい」

2025/07/18

 「魅力的な面白い生地を作る概念で製品を開発したら、もっと素晴らしい素材ができる」。国際素材見本市プルミエール・ヴィジョン(PV)トレンド協議会で日本代表委員を務める池西美知子さんは、そう話す。天然繊維と合繊の境目...



「ワークマンカラーズ」 法人FCで都市近郊へ出店 来春までに中大型モールで4店

2025/07/17

 ワークマンは今秋、これまで避けてきた法人のFCと、同一フランチャイジーによる複数店運営を解禁する。2月に「#ワークマン女子」から業態名を変更し、ファミリー向けカジュアル業態に転換した「ワークマンカラーズ」で9月か...



古橋織布の製品ブランドが好調 多様な分野との協業に手応え

2025/07/17

 古橋織布(浜松市)の製品ブランドが好調だ。24年6月から、多様な分野のプロフェッショナルと協業するプロジェクト「ORIYATO」(オリヤト)を始め、自社の生地を活用したブラウスやパンツ、雑貨などを販売し手応えをつ...



フランス、低価格衣料品の購買数が過去最多 豊かさの矛盾に警告

2025/07/16

 【パリ=松井孝予通信員】フランス国内での衣料品の販売点数が24年、過去最多の35億点に達し、1人当たりの衣料品購入は42点だった。ECの拡大や低価格志向が背景にあるが、「売れた」現実に対し、ファッションのあり方そ...



フランスの衣料品消費量が過去最高 リサイクル制度の限界浮き彫りに

2025/07/16

 【パリ=松井孝予通信員】フランスで24年に販売された衣料品・靴・ホームテキスタイル製品が、過去最高の35億点に達した。業界団体のリファッションによると、全流通チャネルを含めた1日当たりの販売点数は約1000万点に...



フェスタリアHDと伊勢丹が共同企画 ブリッジゾーン向け新ライン「ルクス・エターナル」

2025/07/16

 フェスタリアホールディングス(HD)は、「フェスタリア・サンクチュアリ」から、伊勢丹との共同企画による新ジュエリーライン「ルクス・エターナル」を立ち上げた。長く愛されるベーシックなデザインと品質の高さにこだわり、...



ミラノウニカ シモーネ・カンクリーニ会長 〝質の高い見本市〟の存在感示す

2025/07/15

 イタリアで7月に開かれた国際素材見本市のミラノウニカ(MU)26~27年秋冬には国内外から多くのバイヤーが訪れた。国外来場者は前年比10%増で、国別ではオランダ46%増、ドイツ33%増、英国23%増、米国16%増...