インターメスティックとUA 新生活様式向け眼鏡 場面別に提案

2021/09/27 06:26 更新


 眼鏡ブランド「ゾフ」を運営するインターメスティックとユナイテッドアローズ(UA)は、新しいライフスタイルを提案する協業プロジェクトを10月1日に始動する。第1弾として「ミート・ザ・ニュー・ミー」をテーマに、新しい生活様式に合わせて今秋冬物のアイウェア34種類を共同で企画し、ゾフ全店で10月1日に発売する。ゾフの公式オンライン店舗では発売に先駆け、9月24日から先行予約販売を開始した。

 協業プロジェクトでは20~30代を主対象に、きれいめなファッションを好み、コロナ下で生活を見直した人などに向けてアイウェアを提案する。UAが顧客の今の生活様式や、生活者の視点で欲しい眼鏡のデザインを伝え、ゾフの過去の商品を基に共同で新作を企画。検眼が必要なため販売はゾフが担当する。

 販促では、UAが監修した眼鏡とファッションに関するストーリー性のあるPR動画を制作。眼鏡をファッションとして取り入れたコーディネート提案や、生活場面に合わせたスタイリングの投稿を行う。ゾフのインスタグラム主体にSNSで発信。両者の公式アカウントでインスタライブも配信予定で、SNSとの連動により新たな眼鏡との出会いを創出する。

 今秋冬物はゾフの定番人気商品「ゾフスマート」「ゾフクラシック」の2大シリーズを基に企画した。 仕事用「ワークタイム」では、リモートワークや在宅勤務など新しい働き方に寄り添う6型・18種類を提案する。オンライン会議での画面映えを意識した眼鏡など、オンタイムに合うクラシックなデザインと、シンプルな色目が中心。

 「家でのリラックスタイム用」は、軽くしなやかな素材製のゾフスマートを基に、顔にフィットして横になっても変形しにくい快適な眼鏡を企画した。流行のクラウンパントや、小顔効果やメイク隠しに最適な細身のボストンなど、隣駅まで出掛けられるデザイン。フレームのフロントとつるをつなぎ、ネジで開閉させるヒンジ(蝶番)をなくしたヒンジレスもあり、6型・16種類を販売する。

高島郷インターメスティックマーケティング戦略本部本部長(右)と田中和安ユナイテッドアローズ執行役員営業統括本部本部長
リモートワークなど新しいワークタイム用とオフタイム用を企画


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