ヨウジヤマモトは「ワイズ」の新旗艦店を19日、東京・表参道ヒルズにオープンする。表参道に面した1階と地下1階のメゾネットタイプで、売り場面積は270平方メートル。ワイズのフルラインを揃えた初めての店だ。「ショーケース」をコンセプトに、現在のワイズを発信する。
1階のエントランスは、スケルトンに白のネオンサインの外観。入ると撮影用ライトによるクリアな空間で、山本耀司が描いた墨絵のタペストリーと、フリップドットディスプレーのモノクロの動く画面が迎える。
地下にはワイズのほか「ワイズ・ピンク」「リスマット・バイ・ワイズ」「ミチコ・バイ・ワイズ」などフルコレクションが、バッグやシューズも含めてコーナーごとに並ぶ。床からの明かり、シルバーから白のグラデーションの什器など、浮遊感を表現したという広い売り場だ。
建物の骨組みをそのまま生かした部分もあり、そこにはクリエイションの現場を見せる意味を込めた。フィッティングを備えたビップルームもある。
オープンに合わせ、ワイズの原点でもある白いシャツを20型作り、販売している。山本が描いた墨絵のTシャツ、新しくTシャツやバッグなどのこの店だけのスペシャルなラインもあり、「ワイズショーケース」の大きなタグが付く。トートバッグはキャンバスで9000円から、Tシャツは墨絵のタイプ1万1000円など。






