4℃ホールディングス 高級腕時計リユースの羅針を買収

2024/10/11 15:50 更新


 4℃ホールディングス(東京、増田英紀社長)は、高級腕時計のリユース事業を行う羅針(東京、飯沼良介代表取締役会長)の株式を取得し連結子会社化する。株式取得価額は104億9200万円で、12月2日に譲渡実行予定。

 羅針は、国内で「ギンザラシン」を3店舗運営。熟練の鑑定士・技師が多数在籍し、仕入れ・鑑定体制を確立している。24年2月期売上高は185億7900万円、営業利益15億5500万円。

 グループのブランド事業における領域の拡大と付加価値の向上、利益成長、安定した強固な事業ポートフォリオの確立が実現できるとの判断で子会社を決定した。

 リユース業界の持続的な成長性が見込まれる点に加え、4℃グループが培ってきたブランドビジネス、ウェブマーケティング、店舗開発などのノウハウを生かすことで、羅針の成長性をさらに高められるとしている。


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