【知・トレンド】《データを読み解く》ヨガに対する見方 非実践者との意識に開き
カナダのスポーツウェアブランド「ルルレモン」の調査で、ヨガをしていない回答者の3分の1が「(ヨガのコミュニティーから)疎外感を感じる」と答えた。一方、ヨガの実践者の約8割が、ストレス減退や集中力向上など精神面でメリットを感じていることがわかった。
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ヨガをしない理由は「ヨガの仕方が分からない」「運動神経が悪いから」「時間がない」「自分に不向き」「レッスン代が高い」「周囲に実践者不在」と続く。ヨガ実践者と収入の関係を見ると、精神的・肉体的な健康と収入は比例している。アメリカでは、「ヨガは落ち着かない」と思う人は、年収7万5000ドル以上の回答者に比べ、3万5000ドル以下の層で2倍以上いた。調査国全てで最低収入層の人が「(ヨガのコミュニティーから)疎外感を感じる」と答えた。
■ヨガに対する見方と参加意欲に関するアンケート 対象は、カナダ・アメリカ・イギリス在住で18~64歳の男女4013人