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アフリカに注目
――昨年も海外を精力的に回った。
チュニジアやエジプト出張で感じたのは、アフリカの活力です。特にエジプトは米向けジーンズの受注がもともと多い地域ですが、欧州に近く、多くのブランドホルダーが縫製地として注目しています。
イスラエル・パレスチナ紛争の動向に影響されますが、今後は上物やカジュアルも期待できるでしょう。実際にオーダーが増えています。
――営業本部機能をベトナムに移転した。
海外縫製の最前線で営業戦略を立案・遂行するため、日本から約20人が異動しました。もともと海外勤務志望の社員が多く、目の前に取引先がいて訪問頻度も上がるので、高いエンゲージメントで営業活動につながっています。
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