《トップインタビュー2024》YKK社長 大谷裕明氏 生産体制整え短納期実現へ

2024/02/08 12:00 更新有料会員限定


大谷裕明氏

【関連記事】YKKベトナム 廃棄油再利用のファスナー染色助剤に切り替え

アフリカに注目

 ――昨年も海外を精力的に回った。

 チュニジアやエジプト出張で感じたのは、アフリカの活力です。特にエジプトは米向けジーンズの受注がもともと多い地域ですが、欧州に近く、多くのブランドホルダーが縫製地として注目しています。

 イスラエル・パレスチナ紛争の動向に影響されますが、今後は上物やカジュアルも期待できるでしょう。実際にオーダーが増えています。

 ――営業本部機能をベトナムに移転した。

 海外縫製の最前線で営業戦略を立案・遂行するため、日本から約20人が異動しました。もともと海外勤務志望の社員が多く、目の前に取引先がいて訪問頻度も上がるので、高いエンゲージメントで営業活動につながっています。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定デジタルニューストップインタビュー



この記事に関連する記事