八木通商「アズテック・マウンテン」「ヴァルスター」導入

2018/06/20 06:27 更新


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 八木通商は18~19年秋冬から、米国の高級アウトドアウェア「アズテック・マウンテン」、伊レザージャケット「ヴァルスター」を輸入販売する。いずれも独占輸入販売権を取得しており、主にセレクトショップ販路に供給する。同社は昨年末に伊バッグ「ジャンニ・キアリーニ」の独占輸入販売権を取得するなど、ブランドポートフォリオの拡充を進めている。

(稲田拓志)

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 アズテック・マウンテンは、ロッキー山脈中腹のコロラド州アスペンで生まれた。共同創設者でMDを担当するヘイファラ・ラッカーズ氏とマーケティング担当のデヴィッド・ロス氏はともにアスペン出身。幼いころからスキーに親しみ、「自らの手で最高のスキーウェアを作りたい」と考え、13年にアズテック・マウンテンを立ち上げた。

 コンセプトは「スキーをコアにしながらも、山と都会の垣根を越えた美しいアウトドアウェア」。アクネ・ストゥディオズでウィメンズのヘッドデザイナーを務めたケイシー・カドウォールダー氏が参画したほか、16年にはソルトレークシティー冬季五輪のアルペンスキー金メダリスト、ボディ・ミラー氏がテクニカルアドバイザーに就任し、デザイン性やテクニカルな部分で進化させたほか、原色を巧みに使ったレトロシックなカラーリングや機能美を表現したパターンを特徴としている。なかでもフーデッドダウンパーカ「ヌーク・スーツ」が、ブランドを象徴するアイテムとなっている。当面はメンズのみの販売となるが、レディスの展開も視野に入れている。

 ヴァルスターは、ブルゾンの原型といわれるレザージャケット「ヴァルスタリーノ」を生み出したブランド。ミラノでの創業は1911年で、ヴァルスタリーノの発表は1935年。ショート丈のシルエット、袖口・裾・襟に配されたウールリブ、二つのアウトサイドポケットという普遍的なデザインは誕生当時から変わらず、「今も世界中で愛され続けている」。18~19年秋冬では、ブランドとして初めてとなるライダーズジャケットも販売。

 八木通商は新規ブランドの導入だけでなく、8月から9月にかけて、すでに扱いを始めたブランドの新店オープンを相次いで予定している。8月末もしくは9月に「トラサルディ」の路面店を青山で開設し、レザーグッズを中心にミラノ発のライフスタイル、世界を表現する。さらに、アクセシブルラグジュアリーとして期待の大きいジャンニ・キアリーニは、8月末に銀座、9月上旬に表参道でショップをオープンさせる計画だ。

米国の「アズテック・マウンテン」
ブルゾンの原型と称されるレザージャケットを生み出したミラノ発の老舗ブランド「ヴァルスター」

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