ワールド 「246st.マーケット」開催に向け、菊池武夫氏やスタイリストらが商品を選定

2023/08/08 06:26 更新


ラグタグ倉庫で100点の古着をセレクトした菊池氏

 ワールドは、11月初旬に開く「246st.マーケット」(ニイヨンロクストリートマーケット)に向け、グループ会社のティンパンアレイが運営する中古衣料専門店、ラグタグの倉庫(東京都国立市)で商品選定会を開催した。菊池武夫氏らが商品をセレクトした。

 246st.マーケットは、クリエイターとユーザーをつなぐ期間限定イベントで、19年に始めた。東京・青山通り沿いのワールド北青山ビルを拠点に、若手クリエイターなどとの協業を通じ、未来を創造するプロジェクト。倉庫に眠る30万点の中から、クリエイターが独自の視点で選んだ商品を販売する。

広い倉庫内を移動し、くまなく商品を探す
倉庫には常時30万点ほど商品があるという
菊池武夫氏がセレクトした商品の一部

 6回目となる今回のテーマは、「トーキョー・トラディション」に設定した。来年40周年を迎える「タケオキクチ」は、22年秋冬から「リ・トラディション」というテーマを掲げ、新たなトラディショナルを提案。今回のイベントでも、節目に向けて東京の「トラディション」を、古着を通じてみせる。

 246st.マーケットには菊池氏のほか、スタイリストの三田真一氏やテッペイ氏、フォトグラファーのシトウレイ氏らがセレクトした古着も揃う。

靴もセレクトした

■菊池武夫氏の話

 100点選ぶのは大変だったが、これだけの量の古着を見るのは久しぶりでワクワクした。ロングコートやスーツを重点的にセレクトした。近年カジュアルな服装は出尽くした感があり、今年の秋冬は現代に合わせた雰囲気でクラシックなものを着るのもよいと思う。来年で「タケオキクチ」も40周年。これまで自身の感覚に従って新しいものを提案してきたが、これからも続けていく。 

セレクトした商品について語った

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