ワークマンは25年秋冬の新製品発表会を9月1日に都内で開き、経営戦略の変更について発表した。「展示会で話題になった新製品が店頭になく、手に入らない」などの声が多かった点を反省。新製品の開発と販促、売り場の連携を強める政策に変更し、顧客満足(CS)向上と売り上げ拡大を目指す。
(河邑陽子)
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同社は従来、幅広い商品を揃え、在庫は店頭にも倉庫にも残さない経営方針に従い、季節商品は消化率8割以上を目指して抑えめの生産計画を組んできた。大規模展示会をはじめ、新製品を発表して話題になっても、シーズン本番まで店頭に商品を投入せず、発表から発売まで1カ月以上の空白期間があることも多かった。