ワークマン、「快適ワーク研究所」設立 企業、大学と協業拡大で労働寿命の延伸へ

2023/02/28 12:00 更新有料会員限定


シフトールとの提携で開発した冷暖房服

 ワークマンは、労働寿命を延ばす製品を企業や大学との協業で開発する「快適ワーク研究所」を設立した。社是の「声のする方に、進化する」を体現し、社会的ニーズに取り組むソリューション型企業として、さらなる成長を目指すために設けた。現場作業員などが快適に働くための製品の共同開発と、企業や大学との協業を推進する組織とし、所長には柏田大輔役員待遇製品開発部長が就任。個々の協業で、売り上げ10億円以上に育つ大型製品の開発を目指す。

(河邑陽子)

【関連記事】ワークマン 今秋冬も価格据え置き ファッション強化で秋に新業態

 昨年からの円安で、帰国する外国人技能実修生が増加。トルコ人の場合、日本よりドイツの方が年収が200万円ほど多いとも言われ、ベトナム人はオーストラリアや台湾などに流出。日本人も現役引退を迎える労働者が増え、働き手不足の問題に対応するため「労働寿命世界一の国にする必要がある」と考え、同研究所を設立した。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事