ワークマンがウィメンズで初のニット製品を発売

2022/08/25 06:27 更新


 ワークマンはウィメンズの22年秋冬の新商品として、保温性を備えた軽量のアウターとスカート(各税込み1900円)、帝人フロンティアの「ソロテックス」を使ったセーター(1500円と1900円)を発売する。ウィメンズのニット製品は同社初だ。PBは23年3月まで値上げせず、価格を据え置く戦略を取っており、手頃な価格でウィメンズ分野拡大を目指す。

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 帝人フロンティアと共同開発した、軽くて保温性のある独自素材「フワテック」を使ったアウターの「ライトウォームインサレーション」(4色)は、ワークマン、ワークマンプラス、#ワークマン女子の全店で販売する主力製品で、6万着を生産した。9月中旬から10月中旬にかけて順次発売する。

 同じフワテックの防寒スカート(3色)はアウターとセットアップもでき、単体でルームウェアとしての着用も想定している。9月上旬から#ワークマン女子と大型SC内のワークマンプラスで販売する。

独自素材の軽量、保温機能のアウターとスカート

 70万着を販売したワークスーツと同じソロテックスを使った初の女性向けセーターはクルーネック3型を企画し、7万着を生産した。8月下旬から販売する。あぜ編み(5柄、1500円)と、北欧風の柄入り(4柄、1900円)は全店で、ケーブル編み(3色、1900円)は#ワークマン女子と大型SC内のワークマンプラスで販売する。

「ソロテックス」を使ったセーターは3型を企画した

 ウィメンズ商品は全店で好調が続き、作った商品はほぼ完売している状態という。大量発注で海外工場の閑散期に生産することで低価格を実現している。今秋冬は価格を据え置き、新商品も投入しさらに規模を伸ばす考えで、23年3月期のウィメンズ売上高は前期比5割増を見込む。



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