大阪に「ワークマンシューズ」1号店 価格抑えた機能靴を揃える

2022/04/01 11:00 更新


フォーマル以外のカテゴリーの靴を揃える

 ワークマンは4月1日、大阪・なんばシティに靴専門業態「ワークマンシューズ」の1号店を開く。税込み980~2900円と価格を抑え、機能性を盛り込んだオリジナルシューズが中心。今後、品揃えなど運営ノウハウを確立し、FCによる郊外の路面店につなげていく。路面店開設から10年で200店を目指す。

 なんばシティ店は売り場面積が188平方メートル。以前から向かいにある「#ワークマン女子」と一体的な運営とする。シューズはレディス、メンズともフォーマルを除くさまざまなカテゴリーを揃える。タウンユースの他、キャンプ、ジョギング、ハイキング、レインシューズなど用途別に売り場を構成する。#ワークマン女子と隣接するため、売り場前面にはソフトなインソールのパンプス(税込み2480円)、脱ぎ履きしやすいバレエシューズ(1680円)など、女性が仕事に使えるシューズを置く。オリジナルの高反発ソールを付けたジョギングシューズ(1900円)、フルマラソンも走れるカーボンプレート入りランニングシューズ(2900円)なども重点商品。

売り場前面には女性向けパンプスなどを置く

 女性用のタウンウェアも多く揃えている。女性向けタウンシューズを扱うため、全身をコーディネートできるようにした。初年度の売り上げは2億5000万円を計画する。

 今年6月には、東京・池袋のサンシャインシティに2号店を出す。200店到達時の売り上げは300億円を見込み、ワークマン全体の靴の売り上げは600億円を計画する。将来は靴小売専業大手、ABCマート、チヨダ、ジーフットに次ぐ規模を目指す。



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