作業服・作業用品主体のFC専門店チェーンのワークマンは下期(19年10月~20年3月)、引き続きPBの開発を強化し、一般客向け高機能ウェアの新業態「ワークマンプラス」の店舗網を拡大する。さらなる認知度向上と若年層を含む客層拡大を狙い、SNSを活用した販促とマーケティングを強化。20年3月期は営業総収入733億6000万円(前期比9.6%増)、営業利益150億1100万円(11%増)の9期連続増収増益を目指す。
(河邑陽子)
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4~9月の業績は、直営店と加盟店を合わせたチェーン全店売上高553億3800万円(前年同期比32.2%増)、既存店も客数21%増、客単価5.6%増で、売上高27.8%増だった。アウトドアやスポーツ系、レイン関連の高機能ウェアを軸としたPB強化策が実り、来店客数が大幅に増加。新業態の出店開始後、客層が広がり、昨年11月から月間売上高の2ケタ増が続いている。上期の営業総収入は418億8600万円(45.2%増)、営業利益86億4200万円(55.1%増)、経常利益93億5700万円(51.8%増)、純利益58億200万円(51.8%増)だった。