《トップに聞く》ウッディーハウス社長　志摩幹一郎氏　人材が成長の原動力

志摩幹一郎氏

　カジュアルセレクトショップ「ウッディーハウス」を運営するウッディーハウス（京都府舞鶴市）が元気だ。14店それぞれが地域のニーズを捉え、魅力的な店作りを繰り出すことで、支持されている。

（小畔能貴）

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　前期（23年2月期）は売上高が過去最高となり増益でした。今期も計画を少し上回るペースで推移しています。新店も好調ですが、既存店も健闘しています。

　当社の店舗の強みは、各店舗がお客様のニーズをつかんで、品揃えに反映できることです。顧客の声を一番知っているのは現場のスタッフ。本部とで柔軟にMDをアレンジしています。結果として、売れ筋はそれぞれの店で如実に異なります。こうした点が大手の店舗にはない魅力だと思います。会社として店長はこうあるべき、とも決めつけてはいません。それぞれの個性や長所を生かした店舗運営で、成長を促しています。